試験について

試験は2/20(木)に行います。

 

10:00-11:30 バイオサイエンスの基礎I

 村田先生、後藤先生、東

 ※ 後藤先生も出題します。2:1:2の配点になります。

13:00-14:30 バイオサイエンスの基礎II

 生理(堅田先生、紺谷先生)、有田先生

 ※ 1:1で配点

15:00-16:30 バイオサイエンスの基礎III

 関水先生、垣内先生、八代田先生

 ※ 1:1:1で配点

 

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試験に向けて、配布したプリントを見直したら

あ、誤植が見つかった・・・。

Ch11 Carbohydrates の2ページ目

「単糖からいろいろな二糖ができる」

のmaltoseのところ、-OHを消し忘れていました。

ここに限らず、全般に、もう少し丁寧につくっておけばよかった

と反省しています。

 

まんべんなく、ではないかもしれませんが、

複数回の講義の中の、いろいろなところから出題するように

しようと思います。

・講義の性質上、基本となる名称・構造式は覚えて下さい。

 基本的なところでよいです。あとは応用できるはずです。

・文章で回答する部分をつくります。

 ポリシーとして、複数の答え方の可能性があり得る問題を

 作りたいと思っています。

 が、今回についてはそうなっていない部分もあります。 

 

寒さ厳しき折ですが、猛勉強しましょう! 

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採点しました。総じてよくできていたと思います。

 

問1. 構造式を書く問題です。

トリペプチド構造はよくかけていました。

・メチオニンとトレオニン(似てますか?)

・ロイシンとイソロイシン

などの取り違えがありました。構造はあっていたので残念です。

糖の部分は「グルコース」がかけると、「グルクロン酸」「N-アセチルグルコサミン」の問題が簡単になるはずだったのですが・・苦しみぬいた答案が時々ありました。

問2. 説明を求める問題です。

(a)は最終回の講義で説明した内容(ピルビン酸⇆アラニン、オキザロ酢酸⇆アスパラギン酸)です。他の代謝経路を記載してもOK。

(b)講義の中では、インフルエンザウイルスの感染、トリパノソーマが示すシアル酸転移反応、セレクチン依存的な血管外浸潤を扱いました。3年生の免疫学講義でも少し出てきます。

(c)設問の表現を何度も書き換えた問題です。並行して行った別の先生の設問に「細胞骨格構成タンパク質の重合」の特徴が問われていましたが、これを書いても正解です。「あきらめずに回答を探すと道が拓かれる」よい例だと思います。

多量体の形成は、3年生の免疫学講義になると当たり前のようにばんばん出てきます。次学期の講義の最初に振り返りたいと思います。

 

お疲れ様でした!